神本司法書士事務所 > 不動産登記・不動産問題 > 不動産登記ってなに?わかりやすく解説

不動産登記ってなに?わかりやすく解説

不動産取引の安全性を確保し、権利の侵害や不正な取引を防げるのが不動産登記です。

本記事では不動産登記の基本的な仕組みや必要性、手続きについてわかりやすく解説します。

不動産登記とは?

不動産登記とは、不動産に関する権利関係を法的に公示する手続きです。

具体的には、土地や建物の所有者や権利者、抵当権の設定状況などを登記簿に記載することで、誰がどのような権利を持っているのかを明確にするための制度です。

不動産取引の安全性が確保され、権利の侵害や不正な取引を防げます。

 

 

役割

不動産は非常に高額な財産であり、その権利関係を明確にしておくことは重要です。

不動産登記は、権利の公示によって取引相手に対して自分の権利を主張できるだけでなく、第三者が不動産の権利関係を確認できるようにするためのものです。

二重譲渡や詐欺といった不正行為が防止され、取引の安全性が担保されます。

 

 

対抗力

不動産登記には対抗力という特別な効力もあります。

たとえば、Aさんが土地をBさんに売った場合、その取引が当事者間で有効であっても、Bさんが登記を行わない限り、他の第三者に対してBさんがその土地の所有者であることを主張できません。

仮にAさんが同じ土地をCさんに売ったとして、Cさんが登記を済ませてしまえば、Bさんの権利は保護されなくなります。

 

 

登記の種類

不動産登記にはさまざまな種類があり、目的に応じて手続きが異なります。

以下に代表的な登記の種類をわかりやすく説明します。

 

  • 売買による所有権移転登記: 不動産を売買した際、所有者を変更するための手続きです。
  • 建物表題登記と所有権保存登記: 新しく建物を建てた際、その建物を正式に登録し、所有権を確立します。
  • 抵当権設定登記: 不動産を担保にしてお金を借りるときに必要な手続きです。
  • 建物滅失登記: 建物を取り壊した場合、存在しないことを記録するための手続きとなります。
  • 地目変更登記: 土地の用途を変更した際、その内容を登記簿に反映させる必要があります。
  • 相続による所有権移転登記(相続登記): 相続によって不動産を受け継いだ際、新しい所有者として登録する手続きです。

まとめ

今回は不動産登記について解説しました。

不動産登記にはさまざまな種類があり、それぞれ目的に応じて手続きが異なります。

状況に応じた適切な手続きを理解し、進めることが大切です。専門的な手続きが求められるため、司法書士に相談することをおすすめします。

よく検索されるキーワード

Search Keyword

資格者紹介

Staff

神本 兼亦先生の写真

神本 兼亦かみもと けんや / 東京司法書士会

フットワーク軽く、丁寧にお話を伺います

当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は、大手司法書士法人で様々な業務を経験し、幅広いサポートでお役に立ちます。
堅めの司法書士のイメージを払拭し、気軽に相談できて、人間味を持った司法書士になりたいと独立しました。
他業種とも連携しておりますので、様々なご相談内容にワンストップで対応する事ができます。
対面でのご相談はもちろん、自宅にお伺いすることも可能です。
お困りの際はおひとりで悩まずにお気軽にご相談ください。

経歴
  • 大手司法書士法人2社で8年以上の経験を積み、2024年3月神本司法書士事務所開業。
    一般商社やフリーター、バーの経営経験もあり、人生経験豊富な司法書士です。

事務所概要

Office Overview

名称 神本司法書士事務所
資格者氏名 神本 兼亦(かみもと けんや)
所在地 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北3-35-16 ラフォーレ高円寺1階
連絡先 TEL:03-6313-8246
対応時間 平日9:00~17:00(事前予約で時間外も対応可)
定休日 土・日・祝(事前予約で休日も対応可)
アクセス 高円寺駅より徒歩5分